HN:Postgresのクエリロックの解説を表示します。

デッドロックが発生した際に、どのアプリケーションやクエリがロックを保持していたかを調べる方法について

あなたがデータベースを使用している場合、デッドロックは避けて通れない問題の一つです。デッドロックが発生すると、アプリケーションのパフォーマンスが低下し、ユーザーの体験に悪影響を与える可能性があります。しかし、デッドロックが発生した場合、どのアプリケーションやクエリがロックを保持していたかを調べることができれば、問題を解決することができます。

そこで、今回はデッドロックが発生した際に、どのアプリケーションやクエリがロックを保持していたかを調べる方法について紹介します。

まず、デフォルトのPSQLデッドロックログ出力は非常に簡素化されており、役に立たない場合があります。そのため、より詳細な情報を取得するために、以下の手順を実行する必要があります。

まず、デッドロックが発生した場合、PostgreSQLはログに情報を記録します。このログには、デッドロックが発生したトランザクションID、ロックが保持されていたオブジェクトの種類、およびロックが保持されていたトランザクションIDが含まれています。

このログを使用して、どのアプリケーションやクエリがロックを保持していたかを調べることができます。以下の手順を実行してください。

1. デッドロックログを確認する

まず、デッドロックログを確認して、デッドロックが発生したトランザクションIDを取得します。ログは通常、以下の場所にあります。

/var/log/postgresql/postgresql--main.log

2. デッドロックが発生したトランザクションIDを使用して、ロックが保持されていたオブジェクトを特定する

次に、デッドロックが発生したトランザクションIDを使用して、ロックが保持されていたオブジェクトを特定します。これを行うには、以下のクエリを実行します。

SELECT blocked_locks.pid AS blocked_pid, blocked_activity.usename AS blocked_user, blocking_locks.pid AS blocking_pid, blocking_activity.usename AS blocking_user, blocked_activity.query AS blocked_statement, blocking_activity.query AS blocking_statement FROM pg_catalog.pg_locks blocked_locks JOIN pg_catalog.pg_stat_activity blocked_activity ON blocked_activity.pid = blocked_locks.pid JOIN pg_catalog.pg_locks blocking_locks ON blocking_locks.locktype = blocked_locks.locktype AND blocking_locks.DATABASE IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.DATABASE AND blocking_locks.relation IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.relation AND blocking_locks.page IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.page AND blocking_locks.tuple IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.tuple AND blocking_locks.virtualxid IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.virtualxid AND blocking_locks.transactionid IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.transactionid AND blocking_locks.classid IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.classid AND blocking_locks.objid IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.objid AND blocking_locks.objsubid IS NOT DISTINCT FROM blocked_locks.objsubid AND blocking_locks.pid != blocked_locks.pid JOIN pg_catalog.pg_stat_activity blocking_activity ON blocking_activity.pid = blocking_locks.pid WHERE NOT blocked_locks.GRANTED;

このクエリは、デッドロックが発生したトランザクションIDを使用して、ロックが保持されていたオブジェクトを特定します。このクエリにより、ブロックされたプロセスとブロックしているプロセスの詳細が表示されます。

3. ブロックされたプロセスとブロックしているプロセスの詳細を確認する

最後に、ブロックされたプロセスとブロックしているプロセスの詳細を確認します。これを行うには、以下のクエリを実行します。

SELECT * FROM pg_stat_activity WHERE pid = ;

SELECT * FROM pg_stat_activity WHERE pid = ;

これらのクエリにより、ブロックされたプロセスとブロックしているプロセスの詳細が表示されます。

以上の手順を実行することで、デッドロックが発生した際に、どのアプリケーションやクエリがロックを保持していたかを調べることができます。この方法を使用することで、デッドロックの原因を特定し、問題を解決することができます。

注意

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  • この記事はHackerNewsに掲載された下記の記事およびそれに対するHackerNews上のコメントを元に作成されています。
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